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身体の悲嘆と信念システム。


終戦記念日。

お盆のこの時期には、

先祖や戦争と平和について

自然と想いを馳せることになる。

"魂と肉体の記憶は別物"というのは

アカシックリーディングでも

ボディートークでも共通している。

魂にとって身体は容れ物でしかなく

あくまで別々の物語を持っている。

しかしだからこそ、

身体からの声は無視できない。

細胞レベルにまで染み込んだ、

先祖から脈々と引き継がれている

信念や生き方が現世の人生に

影響を及ぼすことがある。

実際、私もボディートークで

"母の母の母の母"から続くという

信念システムと悲嘆の感情を

解放してもらったことがある。

信念システムとはいわば、

長い年月で固まった思考の癖。

それを聞いて納得がいったのは、

祖母も母も私も同じ女子校の出身で

幼少の頃から同じような教育を

母親から受けていた。

祖母の時代には師範学校だったが、

当時は女性が進学することも珍しく。

ましてや山形という土地柄、

代々続く商家を守る曾祖母には、

そして祖母にもそれなりの

プライドがあっただろうと思う。

祖母から教育を受けた母は

当然のように同じ学校に進学し、

私もなんとなく同じ高校を選んだ。

勉強をある程度したとはいえ

結局は自分の意思ではなく、

曾祖母の母の代から引き継がれた

信念に動かされていた気がする。

プライドにいつも対で伴うのは、

願いが果たされなかったときの悲嘆と

いつまでも満たされない孤独感だ。

去年、そのセッションを受けてから

自分のなかで何かがストンと腑に落ち

エゴの中心が溶け出したと感じた。

最初にボディートークを受けてから

この2年半、月に一度は定期的に

セッションを受けるようにしている。

自分自身が少しでもクリアになれば

私のセッションを受けてくれる

クライアントの利益にもなる。

魂の壮大な物語に加えて

身体に宿る信念システムを知り、

ひとつずつ丁寧に解放していくと

本当の意味で自分の人生を

生きられるようになる。

全員が自分の人生を生きられたら

戦争も憎しみ合うことも消える。

祖父はとても陽気な人だったが、

激戦地で体験した戦争については

途端に顔を曇らせて生涯に渡り

いっさい口にしなかった。

祖父は公務員で海外に長く住み、

母の弟である叔父も、私の長兄も

揃って同じ公務員を選んでいるから

男性陣の信念の遺伝も興味深い。

きっと真面目なのかもしれない。

私の仕事が祖父や祖母や、

その先にずっと続く命の系譜と、

すべての魂の解放に役立てばいい。

次の世代も平和に暮らせる世界へ

ほんの少しでも良い影響を

与えられたらと思う。

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